電池式と充電式、ランニングコストと使い勝手はどう違う?

補聴器の選び方で「耳かけ型・耳あな型・充電式」といった形状の違いについては別記事で紹介しました。この記事では、それとは別の切り口として、電源方式である「電池式」と「充電式」について、日々のランニングコストと使い勝手の面から比較します。

目次

電池式|空気亜鉛電池を使うタイプ

電池式の補聴器は、「空気亜鉛電池」という補聴器専用の電池を使用します。電池は数日から1週間程度で交換が必要になり、継続的に電池代がかかることがランニングコストの特徴です。

一方で、電池切れの際にすぐ新しい電池に交換すれば使い続けられるという手軽さがあり、充電を忘れる心配がない点はメリットといえます。細かい電池の交換作業が負担にならない方には、扱いやすい方式です。

充電式|内蔵バッテリーを充電して使うタイプ

充電式の補聴器は、内蔵された充電池を、専用の充電器で充電して使用します。電池を購入する手間や費用がかからず、毎晩充電器に置くだけで翌日また使える手軽さが特徴です。

一方で、指先の細かい作業が難しい方にとっては、電池交換よりもケースへの出し入れのほうが扱いやすい場合もありますが、逆に電池のフタの開け閉めが苦手な方には充電式のほうが扱いやすいケースもあります。また、内蔵バッテリーは消耗品のため、数年単位で電池交換(内部修理)が必要になる点も知っておきたいポイントです。外出先で充電を忘れると、その日は使えなくなるリスクもあります。

電池式と充電式の比較。電池式は空気亜鉛電池を数日から1週間で交換し電池代がかかり続けるが、切れてもすぐ替えれば使える。充電式は毎晩充電器に置くだけで電池代はかからないが、充電し直すまで使えず、数年後に内蔵バッテリーの交換が必要
電池式と充電式のちがい

どちらを選ぶべきか

  • 日々の電池代よりも、充電の手間をなくしたい方 → 充電式
  • 細かい電池交換よりも、充電忘れのリスクを避けたい方 → 電池式
  • 手先の細かい作業が苦手な方 → 充電式のケースへの出し入れのほうが楽な場合が多い

どちらが優れているというものではなく、ライフスタイルや手先の器用さによって向き不向きが分かれます。実際に手にとって試していただくことも可能ですので、迷われる場合はご相談ください。

まとめ

電池式は「電池代はかかるが、交換すればすぐ使える」、充電式は「電池代はかからないが、充電を忘れると使えない」という、それぞれ違ったランニングコストと使い勝手の特徴があります。日々の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

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