補聴器は片耳と両耳、どっちがいい?満足度は両耳58%・片耳50%

補聴器は片耳・両耳のどちらでも使用できますが、聞こえの状態によっては両耳装用をおすすめすることがあります。ここではその理由を紹介します。
音の方向がわかりやすくなる
人は左右の耳に届く音のわずかな時間差・音量差から、音がどちらから聞こえているかを判断しています。両耳で補聴器を使うことで、この方向感覚が働きやすくなり、後ろから呼ばれたときや、車の音に気づきやすくなるといった効果が期待できます。
雑音の中での聞き取りをサポート
騒がしい場所での会話や、複数人での会話では、両耳で聞くことで会話に集中しやすくなるとされています。
耳への負担を分散できる
片耳だけで聞こえを補おうとすると、その耳に負担が集中しやすくなります。両耳で使うことで、聞き取りにかかる負担を分散できるという考え方もあります。
実際にはどうなっているか
日本補聴器工業会の全国調査では、補聴器をお持ちの方のうち両耳で使っているのは57%、片耳だけが38%でした。片耳だけにしている理由でもっとも多いのは「片耳でも効果が同じだから」で34%、次いで「もう一方の耳が正常なため」22%、「予算の不足」21%と続きます。
ところが同じ調査の満足度を見ると、両耳で使っている方が58%、片耳だけの方が50%で、両耳のほうが高くなっています。報告書自身も「片耳装用の人は両耳装用と同じくらい効果があると考える傾向があるが、データはむしろ逆の結果を示している」と述べています。
もちろん平均の話ですので、ご自身に当てはまるとは限りません。ただ「片耳で十分だろう」という見込みだけで決めてしまうのは、少しもったいないかもしれません。当店では全店でお試しレンタルを実施していますので、両耳で試してから決めていただけます。

出典:JapanTrak 2025(一般社団法人日本補聴器工業会)。補聴器所有者 n=448、片耳のみの理由 n=180。
片耳だけで十分な場合もある
一方で、左右の聞こえの状態に差がある場合や、片耳のみの装用で生活に支障がない場合は、無理に両耳をすすめることはありません。どちらが合うかは、実際の聞こえの状態や生活スタイルによって異なります。
ご自身にとって片耳・両耳のどちらが合うかは、店頭でのご相談の中で一緒に確認していきましょう。
買う前に、試せます
実際の聞こえは、つけてみないと分かりません。全店でお試しレンタルを承っています。ご予算やご希望をうかがったうえで、合いそうな機種をご案内します。



