耳を清潔に|補聴器が原因の耳トラブルを防ぐために

補聴器は毎日、長い時間、耳に入れておくものです。そのぶん耳の中の環境が変わります。トラブルを防ぐためにできることをご説明します。
耳の中がふさがるということ
耳栓やイヤモールドで耳の穴がふさがると、中の湿度が上がり、通気が悪くなります。これ自体は避けられないことですが、放っておくとかゆみや炎症のもとになります。
耳あなをふさがない形もあります。聞こえの程度によっては選べますので、こもり感やムレが気になる方はオープンフィッティングをご覧ください。
日々できること
- 耳栓は毎日ふく。外したあと、乾いた柔らかい布で耳あかや皮脂をぬぐいます
- 寝る前は外す。つけたまま眠ると、耳の中がふさがれたままになります
- 補聴器は乾燥ケースへ。外したあとに乾かすことが、機器にも耳にも効きます
- 汗をかいたら、耳も本体もふく。夏場はとくに
お手入れの詳しい手順は補聴器のお手入れ方法にまとめています。
耳そうじのしすぎに注意
清潔にしようとして、綿棒で毎日そうじされる方がいらっしゃいます。しかし耳の中は自然に外へ押し出す働きがあり、そうじのしすぎは皮膚を傷つけたり、耳あかを奥へ押し込んだりすることがあります。
耳あかが多くて補聴器がすぐ詰まるという方は、ご自身で取ろうとせず、耳鼻咽喉科で除去していただくのが安全です。
こんなときは受診を

- かゆみが続く、赤くなっている
- 痛みがある
- 耳だれが出る
- においが気になる
これらは補聴器の調整では解決しません。耳鼻咽喉科を受診してください。受診の目安はこちらにまとめています。治るまでは補聴器の使用を控えるよう指示されることもあります。
耳栓が合っていない場合もあります
大きすぎる耳栓は圧迫になり、小さすぎるとこすれます。どちらも皮膚に負担がかかります。装着したときに痛みや違和感があるなら、サイズや形が合っていない可能性がありますのでお持ちください。作り直しや交換ができます。
まとめ
毎日ふく、寝る前は外す、乾燥させる。この3つが基本です。耳そうじはやりすぎないこと。かゆみや痛み、耳だれがあれば耳鼻咽喉科へ。
耳栓が合っていないことが原因のトラブルもあります。点検の際にお申し付けください。
調整と点検を承っています
聞こえ方は時間とともに変わります。使い心地が変わってきたと感じたら、調整でよくなることがあります。点検とクリーニングもあわせて承ります。



