自分の聞こえ、大丈夫?ご本人がセルフチェックする10のサイン

聞こえにくさは、ある日突然わかるものではありません。少しずつ進むため、ご本人がいちばん気づきにくいという特徴があります。ご家族に指摘されて初めて意識した、という方も多くいらっしゃいます。
ここでは、ご自身で確かめていただける10のサインを挙げます。思い当たるものがいくつあるか、数えてみてください。
10のセルフチェック
- テレビの音量が、家族には大きいと言われる
- 聞き返すことが増えた。とくに早口の相手だと多い
- 相手の言葉がぼやけて、何と言ったのか推測していることがある
- 居酒屋や会食など、まわりが騒がしい場所での会話が苦手になった
- 複数人で話していると、話題についていくのが遅れる
- 電話の声が聞き取りにくい。とくに携帯電話で感じる
- 後ろから呼ばれても気づかないことがある
- 体温計やレンジの電子音、インターホンに気づかないことがある
- 耳鳴りが続いている
- 人と話すのが億劫になってきた。集まりを避けるようになった
いくつ当てはまったら相談すべきか
何個以上なら難聴です、という線引きはありません。ただ、3つ以上当てはまり、それが半年以上続いているようでしたら、一度聞こえを測ってみる価値はあります。
とくに4番と5番、つまり騒がしい場所や複数人での会話で困るというのは、早い段階から出やすいサインです。静かな部屋での一対一の会話なら問題ないため、ご本人は「まだ大丈夫」と判断しがちですが、聞こえの変化はすでに始まっていることがあります。なぜ騒がしい場所から難しくなるのかは、騒がしい場所で聞き取りにくいのはなぜ?でご説明しています。
10番に当てはまる方は、少し気にかけてください。聞き取りづらさが続くと、会話そのものを避けるようになることがあります。
まず確かめたいこと
当てはまる項目があっても、それがそのまま難聴とは限りません。耳あかが詰まっているだけのこともあります。原因によっては治療で改善します。まずは耳鼻咽喉科で調べていただくのが確実です。詳しくは難聴かも?と思ったら何科に相談する?をご覧ください。
急に片耳が聞こえにくくなった、めまいをともなう、といった場合は様子を見ずに受診してください。

ご家族が気づくサインもあります
ご本人の自覚と、まわりから見た様子はずれることがあります。ご家族の視点でのチェックリストは「え?」が増えていませんか?にまとめました。あわせてご覧いただくと、より実際に近いところがつかめます。
難聴をそのままにした場合の影響は「難聴を放っておくとどうなる?認知症・社会的孤立との関係」にまとめています。
まとめ
聞こえの変化は、ゆっくり進むぶん自分では気づきにくいものです。チェックに当てはまる項目があれば、まず耳鼻咽喉科へ。当店でも聴力の測定を承っています。測ってみて何もなければ、それがいちばんの安心です。
聞こえのご相談を承っています
ご本人がご一緒でなくても、ご家族だけでのご相談を承ります。まずは聞こえの測定からご案内します。認定補聴器技能者が対応し、その日にお決めいただく必要はありません。



