スマホと連携できる補聴器|Bluetooth機能でできること

スマートフォンとつながる補聴器が増えています。何ができて、どこに注意が必要か、実際のところをご説明します。
つながると何ができるのか
通話の声が、そのまま耳に届きます
スマートフォンにかかってきた電話の音声が、補聴器へ直接送られます。スマートフォンを耳に当てる必要がなく、補聴器のマイクを経由しないぶん、聞き取りやすく感じる方が多いところです。両耳に補聴器をお使いなら、両耳で通話の声を聞けます。片耳と両耳のどちらにするかは「補聴器は片耳と両耳、どっちがいい?満足度は両耳58%・片耳50%」にまとめています。
音楽や動画の音声も同じように届きます
音楽、動画、地図アプリの音声案内なども補聴器から聞こえます。補聴器がワイヤレスイヤホンのような役割を兼ねる形です。
アプリで調整できます
メーカーごとの専用アプリから、音量の上げ下げ、静かな場所や騒がしい場所といったプログラムの切り替え、機種によっては低音と高音のバランス調整などができます。補聴器本体の小さなボタンを探らずに済むのは、実際に使ってみると大きな違いです。

機種によってはその他の機能も
置き忘れたときに最後に通信した場所を地図に表示する機能、離れた相手の声をスマートフォンのマイクで拾って補聴器に送る機能などを備えた機種もあります。搭載状況はメーカーと機種によって異なります。
注意していただきたいこと
- 対応するスマートフォンが機種によって違います。iPhoneには対応するがAndroidは一部の機種のみ、という補聴器もあります。お使いのスマートフォンの機種名をお持ちいただければ、その場で確認できます
- 電池の消費が増えます。通話や音楽で使う時間が長いほど、充電の持ちは短くなります。電池式と充電式の選び方にも関わってきます
- すべての補聴器が対応しているわけではありません。価格帯の下のほうの機種では、連携機能を持たないものもあります
- スマートフォン側の設定が必要です。最初のペアリングは店頭でお手伝いします
テレビを見るときは専用機器も
テレビの音を補聴器に直接送りたい場合は、テレビ側につなぐ専用の送信機を使う方法があります。スマートフォンを介さずにテレビの音声が届くので、ご家族と音量でもめることが減ります。こうした周辺機器は各メーカーが用意しており、メーカーごとの比較記事でも取り上げています。
スマホをお使いでない方へ
連携機能がなくても、補聴器としての性能が劣るわけではありません。聞こえを補うという本来の働きは、アプリの有無とは別の話です。お使いにならない機能に費用をかける必要はありませんので、そこは遠慮なくお伝えください。
近年の補聴器の傾向は「最新の補聴器トレンド|小型化・高機能化はどこまで進んでいる?」にまとめています。
まとめ
スマートフォン連携でできるのは、通話や音楽の音声を直接受け取ること、アプリで調整すること、そして機種によっては紛失対策などです。対応するスマートフォンの機種と、電池の持ちが実際の選定ポイントになります。
お使いのスマートフォンを店頭にお持ちいただければ、つながるかどうかを確認したうえでご提案します。お試しレンタルで、実際の通話の聞こえ方を試していただくこともできます。
どの機能が必要かは、人によって違います
記事でご紹介した機能が、ご自身の生活に必要かどうか。ふだんどんな場面でお困りかをうかがって、認定補聴器技能者がご提案します。



